shizaiでパッケージを作っていただいた事例紹介ブログ。今回は、定額制の絵画レンタルサービスを提供するCasieのCOOである小川さんに、会社のミッションやパッケージへのこだわりを伺いました。
Casieについて
Casieの創業経緯について教えていただけますか?
Casieは創業者である藤本の強烈な原体験から生まれました。藤本の父親はアーティスト(画家)でしたが、決して有名ではなかったことから生計を立てるのに苦労しました。
藤本が社会人となりコンサルティングファームで働くようになった際も、アーティストの苦しい状況が父親が活動していた頃と全く変わっていないことに気付き、アーティストを支援する事業を作ろうと決心し、Casieを創業しました。
Casieのミッション
Casieでは実際にどのようなミッションで事業を行われているのでしょうか?
Casieは「アートの民主化に挑戦し、未来の市場を切り拓く」を届けることをミッションとし、定額制の絵画レンタルサービスを提供しています。 アートは一般的には難しいイメージがありますが、Casieではより身近な存在になることを目指すため、アートに詳しくない方でも部屋に飾って気持ちが高まるような絵画の提供に注力しています。そのため、作品そのものへのこだわりを大事にし、一流の画家の作品はもちろん、インテリアとして馴染みやすい作品を集めています。
今はどのようなユーザーが多いですか?
Casieは幅広い層にご利用いただいておりますが、最も利用者が多い層は30代〜40代で子育てが落ち着いてきた主婦層です。
Casieが目指したパッケージとは
なぜパッケージに注力しようと思われたのですか?
より優れた体験をユーザーに提供するため、顧客の開封体験に注目しました。
そこで、既存のユーザーからの「壁に穴を開けずに飾りたい」「丁度いいサイズのアートを飾りたい」との要望を受けてリリースした「プチアート」という商品があるのですが、まずはそのパッケージに注力することを決めました。
具体的にはプチアートが届いた時の最初の感情として、ギフトを貰った時のような「楽しさ」を生めるパッケージを目指し、その実現のためにshizaiに相談しました。
パッケージへのこだわり
パッケージを決めるにあたり、shizaiを選んだ理由は何ですか?
初めてこだわりの強いオリジナルパッケージを作るCasieにとって、shizaiの提案力の高さとコミュニケーションのスムーズさはすごく助かりました。
パッケージでこだわったポイントはどこですか?
インパクトはあるけれども、インテリアに馴染むものにしようとデザインにこだわり、最終的な現行の花柄のデザインは社内で話し合って決めました。通常の印刷方法では再現が難しかったのですが、shizaiから提案された特殊な印刷方法を使って実現できました。
またサイズに関しても配送料を抑えることでユーザーのコスト負担を軽減するため、ポスト投函で出せるサイズに収まるかは何度もshizaiとサンプルのやりとりを行い、数ミリ単位までこだわってパッケージを作りました。
Casieの今後について
Casieの今後の展開を教えてください
まだCasieが実現したいビジョンは道半ばです。引き続き生活を豊かにするようなこだわりを持ったアートとパッケージを提供することで、アートを気軽に楽しんでくれる方を増やし、人々の生活を豊かにしながらアーティストが活躍する仕組みを作っていくことに注力します。