DAY TWO様 パーソナライズ入浴剤

shizaiでパッケージを作っていただいた事例紹介ブログ。今回は、パーソナライズ入浴剤DAY TWO Epsom Saltを展開する株式会社FLATBOYS代表取締役CEOである内田さんに、会社のミッションやパッケージへのこだわりを伺いました。

DAY TWOのミッション

DAY TWO事業を立ち上げた背景を教えてください

当初はこれまで培ってきた女性向けブランドのプロモーションやマーケティングのスキルを生かしながら、妻の身体の不調という身近な課題だったfemtechの分野で事業を作っていました。しかし、プロダクトとして着想していた「月経カップ」が医療機器にあたるということで、申請や初期費用などのハードルが高く、商品化は断念せざるを得ませんでした。

一方でユーザーインタビューを通じて、生理の悩みなどをヒアリングする中で、PMSを抱える多くの女性が、体を温めることを大事にしており、そのために入浴をしていることがわかってきました。

そこで入浴剤について調べていくうちに、入浴剤は使用時の期待値でバラバラであることに気づき、パーソナライズ入浴剤として、DAY TWOブランドを立ち上げました。

ブランドのこだわり

「ボディとメンタルの習慣をハックする」をブランドのミッションとしています。コロナ禍になってから、気持ちが沈みがちになったり、身体の不調を感じる人が増えています。入浴はジムなどで運動するよりも気軽に汗をかいてスッキリすることができ、さらにリフレッシュやリラックス効果もあります。自宅で気軽にボディとメンタル両面にアプローチできるセルフケア方法なんです。

入浴剤に期待する効果は体質や体調によって異なるため、LINEで簡単なアンケートに答えていただき、その人の不調に合った入浴剤を「身体」「心」「行動」の3つの観点から判断し、香りの組み合わせや原料の配合などを変えておすすめします。

防腐剤・着色料・合成香料不使用はもちろん、国産で食品添加物グレードの高品質なエプソムソルトを使用しているので、万が一口に入っても大丈夫。肌の敏感な方や赤ちゃんにも使用できます。

パッケージへのこだわり

パッケージを作るにあたって目指したことを教えてください

これまでのパッケージはサイズが大きかったため、商品に適切なサイズに縮小してポスト投函できるようにしたいと考えました。また、よりシンプルで開閉しやすい機能性や手にとった時の情緒性を備えたパッケージを作りたいと考えました。環境への配慮も行いたく、サステナブルな素材を利用することも重要視しました。

パッケージに関するこだわりを教えてください

一つ目は、パッケージと商品を合わせた際のバランスです。

ユーザーさんからのご意見を参考にパッケージをより手に取りやすいサイズに変更し、パッケージと商品のバランスでユーザーさんに喜んでいただけるビジュアルを目指しました。

二つ目は、自宅に届いても、店頭に並んでもカワイイと思ってもらえるようなパッケージを作るという点です。

オンラインだけでなく、大手百貨店などオフラインでの展開も続々と始まっているので、この点はこだわりました。シンプルだけど引っ掛かりがあるデザインで、すでにユーザーさんから好評の声を頂いています。

三つ目は、環境に配慮した素材を使用することです。

FSC認証マークを取得した素材を利用することで、環境に配慮したパッケージにすることができました。

shizaiとの取り組み

shizaiを選んだ理由は何ですか？

shizaiさんを選んだ理由は既存のパッケージに関するサービスと異なり、情報がない中でも要件定義からご一緒いただける点がとても大きいです。どこからどのように進めたらよいかわからない状態でも相談ができます。

また、多くの一時製造工場から最適な工場を選定していただいたことに加え、配送費を踏まえたサイズの細かい修正や、仕切りの設計のご提案、QRコードの読み取りに支障が出ないようひと回りデザインを大きくする等のUGCを意識したご提案までもらえました。

パッケージ単体だけでなく、物流コストを意識した会話ができ、事業にとって最適なパッケージを一緒に作ることができるという点もとてもありがたかったです。

今後の事業展開

今後の展開を教えてください

冬に向けて新作、オフラインでの展開など様々な仕掛けをしていきます。また、セルフケアブランドとして入浴剤の周辺領域であるボディケアなど、領域を拡大しながら引き続きユーザー様のボディとメンタルをサポートしてきたいと思っています。