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アグクル様 フードコスメORYZAE (オリゼ)

アグクル様 フードコスメORYZAE (オリゼ)

2022/01/24

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shizaiでパッケージを作っていただいた事例紹介ブログ。今回は、「フードコスメORYZAE (オリゼ)」を展開する株式会社アグクル代表取締役の小泉 泰英さんに、会社のミッションやパッケージへのこだわりを伺いました。

アグクルのミッション

株式会社アグクル設立のきっかけ

大学時代に農学部に在籍しており、「味噌消費量減少の中で地域に根付く味噌屋の経営戦略」を研究していたので、会社の事業である発酵分野には携わっていました。しかし日々の生活に退屈しては色々なことに手を出していたので、どれも身に付かずに中途半端になっていたんですよね。そんな時、内村鑑三さんの「後世への最大遺物」という本を読み、自分自身の人生は「自分のためだけでなく、その生き様が後世の人の役に立つ」と思い、いつか起業することを決意しました。

そして学生時代、スタートアップにインターンとしてジョインしたのですが、毎日15時間働く創業者の隣で自分はそこまで働くことができず、創業者と同じ熱意を持てていないことを痛感しました。

そのため、自分が夢中になれることに取り組むことで世の中を良くしていきたいと思い、2018年5月28日に「社会を発酵させる」をコンセプトとした株式会社アグクルを設立しました。

「社会を発酵させる」に込めた想い

発酵食品を増やしていくことではなく、社会そのものをじわじわと良くしていくことをミッションとして定義しています。

発酵食品を食べて健康になったら良いよねということだけでなく、人の心や健康を変えることによって、とりまく世の中の仕組み自体を僕らのサービスを通して発酵させていきたい、つまりじわじわと作り上げていきたいという意味を込めました。

大豆と米と塩を合わせた豆団子に菌たちが集まることで、半年から1年経つと味噌と呼ばれる発酵食品になることはみなさんもイメージがつくと思います。じわじわと人が成長していきながら、最初は何かよく分からないけれど後々人に対して良いものを作っていく働きは発酵食品だけでなくても社会自体に当てはまるのではと思っています。

展開している事業について

メインはD2CのフードコスメORYZAE事業、もう1つはスーパーや生協などの小売店で販売する事業をやっています。最近では、幼稚園の給食で週1,2回麹給食を出してもらうBtoB事業もやっています。今後もこの事業を拡大して、いつかは離乳食事業をやりたいと思っています。

フードコスメORYZAEに込めた思い

毎日の食生活から健康や美しさを手に入れて欲しいということが大きなメッセージです。みんなで楽しんで味わうものが食事だと思うんです。食事をとることで、気づいたら便秘が良くなった、肌荒れがなくなったなど、買うことが楽しいと思う先に健康になれる人が増えるブランドを目指しています。

どのようなお客さまが購入しているのか

30代から40代のお客さまが中心ですが、50代以上のお客さまも多くいます。購入していただいたお客さまにインタビュー実施することもあり、お客さまの意見からひらめきを得ています。普段どのような雑誌を読むか、電車に乗っているときに何をしてるかなどを聞いていて、かなり事業のヒントになっています。

パッケージについて

パッケージでこだわった部分

ポスト投函で配送したかったのですが横幅が上限の3cmギリギリになるため、サイズ調整を1ミリ単位でしていただきました。またお客さまがパッケージを開けたときに商品が綺麗に見えるようにこだわりました。

パッケージ作りで難しかった点

麹のソースを使った料理をSNSに載せてくださるお客さまがいて事業としてのリーチが広がったのですが、料理ではないグラノーラ商品をSNSに載せるお客さまが少なく、UGCが生まれませんでした。なのでグラノーラの箱はデザインにこだわりましたし、箱やパッケージ全体でブランドのUGCを生む設計は引き続き考えていきたいです。

shizaiを選んだ理由

コスト面が大きいです。他にも提案をいただいた資材業者がいたのですが、コスト感が合わず悩んでいたんです。その後shizaiさんを知り、見積もりはタダだし1回聞いてみようと問い合わせたところ、理想的なコストで見積もりを出していただきました。

また僕が知っているブランドがshizaiさんを使っていたことも大きかったです。今後shizaiさんにはサステナブルパッケージについても期待しています。僕らのようなZ世代は環境に対して考えている人が多いですからね。

実現したい世界

そんなところにも発酵が入るのか!と世界中の人に驚きや発見を与え、新しいライフスタイルとして根付いていけるような商品作りを目指しています。

日本の発酵食品、例えば味噌、醤油、納豆、日本酒などは使い方が決まっていますよね。アグクルは伝統的な使い方を超えて、世界中の人たちのライフスタイルや現代の食生活にあった製品に作り変えていくことで、世界中の人を健康にする商品を作りたいと思っています。シリアルは砂糖を使わず麹の甘みだけで作ったのですが、麹は味噌や醤油だけでなくてグラノーラにも使えるのかという新しい可能性を見出しました。

また検討段階ではありますが、ペットフードやキャットフードへの参入も考えています。麹で作るドックフードとは?そんなところに発酵が入るのか!など、様々な驚きを今後も提供していきたいです。

最後までご覧いただきありがとうございます。
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